寝子

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↑南仏のとある村でポカポカ太陽を浴びながら爆睡していた子。

普段あまり写真を撮らないけど、動物が目の前に現れると反射的に携帯を取り出してシャッターを切ってしまう。
中でも猫は太陽いっぱいの暖かい場所でバッタリ出くわす確率がとても高い。
街暮らしが長いワタシは独りで歩いている彼らの姿を見ては「車に轢かれてしまうのでは・・」とか「誰かにお菓子などもらってお腹を壊さないか」などと気をもんでしまうけど彼らはそんな心配をよそに何でも知った顔で自分のテリトリーを自由に闊歩している🐾

スペインのマヨルカ島で出会った子。
ついていったらお家を案内してくれた。

猫の先祖は北アフリカのリビアあたりで生まれて、エジプトで家畜化され神様として崇められていたと聞くので、欧州内だとやっぱり暖かい南欧諸国の方が猫数が多いのかしらと調べたら飼い猫数が多いのは断然ドイツとフランス。2020年調査によると、独1570万、仏1510万で続く英伊790万を大きく突き放してのトップ2。*あくまで登録猫数

ドイツでは屋外で猫に出会わないのとシェパードやドーベルマンなど有名犬種も多いので犬派のほうが多いようなイメージがあったけど実際は犬の登録数が1150万なので猫の方が数が多く、飼っている世帯は全体の25%にもなるそう。

こちらもマヨルカ島、ふっさふさロングヘアの見返り美人さん。

日本も2017年に猫数927万匹でついに犬数を越したとのこと。犬に比べて手間がかからず狭いスペースでも飼育できるのでお年寄りやひとり暮らしの人が飼いやすいからかな。

猫数増加で、ワタシのように猫と至福生活を送れる人間が増えるのはいいけど、“ブーム”などと言って一時の衝動で飼われて放棄・処分されたり、劣悪環境で飼育されるような不幸な猫が増えないよう法整備や動物保護の仕組みなど猫大国ドイツに学び、日本は’殺処分ゼロ’を本気で実現していかなければならないと思う。

真夏のマルタ、日陰でお休み中のお二人さん。

cipollina

愛猫と欧州暮らし。 好きなものは動植物・日光浴・旅・ドキュメンタリー鑑賞・健康的な食事+甘いもの・自分らしいオシャレ。 トレードマークは自前の短髪。 Multiculti(多文化)な日常生活の中で見つけた発見や気付きを思うがままに書いています。

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