ぽかぽかチェリー
毎日寒いせいか風邪ぎみのワタシにつづき愛猫までお腹を壊してしまった😥
獣医さんに連れて行く前に彼の移動用バスケットを冬仕様にする。
お気に入りのブランケットと、必ず入れていくのがこちら↓
さくらんぼの種の枕。
湯たんぽみたいなものだけど、中身は乾燥したさくらんぼの種でオーブンや電子レンジでチンしたり、ラジエーターヒーターの上に乗せて温めることができる。夏は冷蔵庫に入れて冷やしても使える。
温めるとサウナみたいな木のような香りがして気分がほっこり。湯たんぽとの大きな違いは湿気を含んでいるのでじ~んわりとゆっくり優しく暖かさ伝わるところ。そして軽い。
だから赤ちゃんや動物にピッタリ。“巣の中にいるような温もり”って書いてあったけどほんとそんな感じ。
彼のはドラッグストアのベビーコーナーで買ったもの。
手のひらサイズのベビー用はフワフワした動物などのカバーがついていて可愛い🧡
ドイツ、ベルギー、オーストリア、スイスあたりでポピュラーなもので、もともとはさくらんぼのリキュール工場で働いていた人たちが不要になった種で保温枕を作ったのが始まりと言われてきたけど、実はそれよりずっと前中世の人たちがすでにその効果に気づいて枕を使っていたことが最近わかったらしい。自然素材で環境に優しいからエコブームの流れで生まれたのかと思いきやかなり歴史が長いのね。
ドイツにはさくらんぼの種以外にも、アマランサス、スペルト麦、ライ麦、小麦、レッドカラントの種、アマニ、菜種、ブドウの種などなど穀物を使った枕もあっていずれも冷温どちらにも使えるし、こうした天然素材の枕は湯たんぽに比べて様々な症状を緩和する効果が高いんですって。
温熱効果:首肩のコリほぐし、生理痛の緩和、便秘・膨満感の解消、快眠など
冷却効果:捻挫、関節痛、頭痛など
粒状なので好きな種・穀物や布地を買って好きな大きさ・形の枕を作ることも可能。穀物の量り売りや枕の作り方紹介のサイトもたくさんある。
湯たんぽも好きだけどたしかに温めたい体の部位に乗せるのは難しいし結構重い。ガッチガチに固まった肩こりをほぐすために自分サイズの種・穀物枕作ってみようかな~気持ちよさそう。
ドイツの有名湯たんぽブランドFashy。
寝るときに氷のように冷たくなった足を解凍するためにコレを布団の中に入れている。愛猫よりはるかに皮膚の厚いワタシの足を速攻温めるにはとても効果的。柔らかい素材なのでゴツゴツすることなく一緒に寝ても抱えても体への当たりが優しい。
本体の色や形多数、カバーのデザインも数百種類と着せ替え人形的に楽しめる。
寒いドイツにお越しの際は、有名なFashyの湯たんぽ&オシャレカバーもいいけど、さくらんぼ種や穀物のあったか枕をちびっこやペットたちへのお土産にぜひ。