もういくつ寝ると~♪

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Advent(アドベント)とはクリスマスイブの前の4週間、要するにイエス様を待つ間の準備期間。いわゆるアドベントカレンダーは1日から始まってるけど、本来は4つ前の日曜日からなので今年だと今日11月28日(日)がアドベント初日となる。

クリスマスマーケット、クリスマスツリー、そしてこのアドベントもドイツから始まったと言われているだけあって様々な伝統的習慣があって、25日を迎えるまでのこの4週間が彼らにとっていかに大事、まさに”入魂”であるかをひしひしと感じる。もちろん仏や伊でもイルミネーションやショーウィンドウのデコレーションで街が華やかに飾り付けられると同時にクリスマスプレゼントを用意し始めたりママたちはご馳走の献立を考えたりと楽しくも忙しい時期であることには変わりないけどね。

ドイツのアドベントに欠かせないものといえばAdventskranz(アドベントクランツ)。クランツは独語で冠の意味。

日本だとリースって壁やドアに飾るけど、Adventkranzは平起きしたリースにろうそくを立てたもの。クリスマスまでの4回の日曜日ごとにろうそくを一つずつ灯していく。伝統的にはその度シュトーレンを切って食べるらしい。

本来ロウソクの色は紫・赤紫・白、宗派によっては1本だけ薄ピンクなど諸説あるけど、街で売っているのはデザインも色も様々でみんな自分の好みのクランツを買ったり作ったりしている。

様々なサイズ、異なる種類の植物でできたリース。これをベースにロウソクやリボンなどで自分の好みに飾りつける。

アドベント用のろうそくやクランツ用のロウソク立てはスーパー、ドラッグストア、雑貨屋、花屋どこにでも売っている。1本で24日カウントするろうそくもある。

最近ではあらゆるメーカーがこぞって売りに出してるアドベントカレンダーがクリスマス商戦の目玉、なんとも魅力的なパッケージに思わず手が伸びてしまう気持ちはよく分かる。こちらだと手作りしている人も結構いて、とある同僚は毎年家族全員分作っているといいなんとも家族思いで泣ける。中身はチョコレートやキャンディ、妹にはリップとかハンドクリームみたいに小さなコスメを入れたり、ママにはキッチンガジェット、パパには宝くじ入れたりとアイデア盛りだくさん。ブランド物の豪勢なカレンダーもいいけど、そんな手作りのカレンダーもらったらすごく嬉しいよね。

というわけでワタシも手作りして友人に送ってみた。中身は24種類のチョコ、毎日違うフレーバーを楽しんでもらおうというわけ。喜んでもらえると嬉しいな~

cipollina

愛猫と欧州暮らし。 好きなものは動植物・日光浴・旅・ドキュメンタリー鑑賞・健康的な食事+甘いもの・自分らしいオシャレ。 トレードマークは自前の短髪。 Multiculti(多文化)な日常生活の中で見つけた発見や気付きを思うがままに書いています。

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